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2011.06.20 (Mon)

大澤さんのカズさん

カズさんが、久しぶりにFC公演以外で
大澤誉志幸さんのサポートをされました。

6月17日、名古屋ブルーノート。

そのあと、大澤さんのツアーは東京はコットンクラブ、
大阪はビルボードで開催が決まっているのですが、
カズさんが出るのは、名古屋の1日だけでした。

えーっ、いいなあ!!!

大澤さんのサイトでも、バンドメンバーの名前は、
太字で少し大きな文字で書いてありました。

大澤さんのカズさんは、またジュリーのときと
ちょっと雰囲気が違って、ステキなんですよね~

多分8月に入ったら、ほぼ虎のリハが始まるでしょうし、
カズさんご自身は、おそらく7月から準備に入るでしょうから
もうそろそろ、ライブに出る機会はなくなる、のかな?

ああー羨ましい、名古屋・・・


・・・で、意を決して行って来ちゃいました。
往復高速バスを使った、節約旅行。



それは、熱い熱いステージでした。

大澤さん、とってもダンディ。笑顔が柔らか。
直に拝見するのは2年ぶりでしたが
以前よりナチュラルで、とても優しい感じがしました。
わたし自身が大澤さんに、馴染んだのかな?
初めて大澤さんのライブに行ったときは、
若い頃の「尖った美少年」のイメージしか知らずに
行ってましたから。
レストランライブハウスなのに、1曲目から総立ちで
どきどきしながら後ろから見ていた2年半前。
それが、ひとりで遠征して、かぶりつき、って(笑)。

人は変わるものです。

関係ないですけど若い頃の大澤さんとカズさんって
ちょっと似てると思いませんか?^^


今回は、ニューアルバム『水月鏡花』を引っさげたツアーでしたが
古い曲や、人に提供した曲もたくさん演ってくれました。

ブルーノートのアーティストカクテル・水月鏡花。
(その日の出演アーティストにちなんだカクテルがあるのです)

アーティストカクテル

米焼酎ベースに、りんごジュースなどで割り、
巨峰のシロップを加えてステア。
コールドブルーベリーがポイント。
レモンの皮で、月を象っています。



第一部。FM東京のミニライブと同じく、
ニューアルバムの中から、「Nobody Knows」でスタート。
チッチキ、チッチキ、というハイハットのリズムが
いかにもJAZZ、というかっちょいい曲。
カズさんはいつもの赤いSGで登場。
V衿の黒いロンTに、裾の折り返しに柄?文字?のあるGパン。
髪はうっすら青っぽく染めているのでしょうか?

ジャジーなカズさんの音、甘い香りで、ステキです。
今日はノーピックのよう。

新譜と昔の名曲を織り交ぜたセットリスト。
他のアーティストに提供した曲のセルフカヴァーも。

よかったのは、鈴木雅之さんに提供した
ミッドナイト・トラベラー。



アレンジは多分、これに忠実だったと思います。
ね、カズさんのギターで想像すると
ステキでしょ。


山下久美子さんに提供した『こっちをお向きよソフィア』
これもよかったですね~

大澤さんはハスキーヴォイスだけど、
低音が響くというよりは、むしろ
高らかに歌い上げる高音帯が魅力あると思うんです。

だから、女性のキーの歌はすごく映えます。

それにこの曲は、イントロも間奏にも、
特徴的なギターフレーズが繰り返しあるのです。
冴えわたるSG。
・・・ああ、昭和の流行歌って、イイ。

山下久美子さん、活動停止だそうですね、残念です。


あとは・・・晴れのちBlue Boyはやらなかったけど、
ラヴィアンローズ、ゴーゴーへブン、
カラス越しに消えた夏,などの有名な曲や、

REAL ACTION、その気×××、恋にjust can't wait
Lady Vanish などの、ライブで盛り上がる定番曲もたくさん。

ああ、そうそう、大澤さんの二部制ライブは、
実は一部と二部でセトリが違うんです。
だから熱烈なファンは、両方観てしまう=ライブ代、倍の罠。

このシステム、最初は違和感あったけど
今となっては、両方観て初めて満足するっていう感じ。
だって、1.5時間×2、12曲×2、
ライブハウスで、ホールコンサート並の満足感ですよ。
もうこれじゃないと物足りなくなってしまいました。

3時間、カズさんを満喫してきました☆

しかし、カズさんのプレイが
あまりに流麗で落ち着いていたから
忘れそうでしたが,これは1回きりのライブだったんですね。
(東京FMのミニライブがありましたが)

新譜の「白昼夢」の流れるようなソロも初めてだったし,
もう聴けないのかと思うともったいないような気もします。



二部のアンコールの最後は
「明日はきっとハレルヤ」でした。

大澤さんはMCで終始、震災の話をされてました。
ご親戚が被災されたそうで、でも
「東北人らしく元気に立ち直ってる」とおしゃってました。

音楽があれば。大澤さんは力強く言ってました。

音楽をやっている人間なら、音楽の力を信じなくては。

この曲を大ラスに選んだのも
大澤さんなりの応援歌だったのでしょうか。

歌い上げる大澤さんの隣に、身体を折り曲げるようにして
SGを抱きしめ、泣き声のように弦を鳴らしはじめた、
カズさんの姿がありました。
それはそれは、見たことないような、ぬおりっぷりで
もう私は、びっくりして、固まってしまいました。

お顔を紅潮させ、梅干し100個食べちゃった、みたいなお口で
研ぎすました自分の音を辿っている。
腰でギターをぶんぶん振り回し、
空気を裂くような気合いに、大澤さんも曲中に
オン、ギター、シバヤマカズヒコ!!とコール。
ソロが終わっても、カズさんに憑いたものは抜けず、
オフマイクで「うぁああぁーーーーっ!!」と、
2度3度、絶叫。

ど、どうしたの、カズさん・・・

私は雷に打たれたように、動けなくなってしまいました。

渾身のプレイ。最初で最後の(多分)大澤さん30周年記念の舞台。
いちどきりの夜だけど、
カズさんは、大澤さんに精一杯真剣に応えたのでしょう。


カズさんは、いつも、
笑っているときも、そうでないときも、
大きなホールでも、小さなスタジオでも、テレビでも、
ギターを心から楽しんで、愛して、
それを惜しみなく 私たちに分けてくれる。

いつも、一意専心なひとだった、そうでした。


あんな入魂のプレイを
今夜、みせてくれたカズさん。

幸せです。
心から本心で、来て良かったと思う。
今夜のカズさんを忘れません。

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