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2012.01.28 (Sat)

<特別寄稿>裏神はミタ! 袖の中の鉄人トライアングル

今日は、お友達の書いた記事をご紹介したいと思います。

時折、このブログにもコメントくださるジュースさん。
彼女が某所に、武道館のレポを書いていました。
これがまあ、一目読んで、わたしなんて大号泣。

みなさん、多くの方が武道館レポを書かれていて
それぞれに涙してしまう名文なのですが、
このジュースさんの文章には
シローの「シ」の字も、いや、
「タイガース」という表記さえ登場しません。

では、どこで私は泣かされたのか!!??

それは、限られた人だけが見る事が出来た
貴重な鉄人バンドのドキュメンタリーだったんです。

(@m@。)☆

文章が掲載されていたのは、
彼女の知人など限られた人だけが見れる
閉じたスペースだったのですが
カズさんや鉄人バンドに興味のある
一人でも多くの方に
ぜひ読んでいただきたい、大名文だと思い
私のブログへの転載をお願いしてみました。

すると、ジュースさんは
被っていた帽子を両手でつかんで
「世界中に、発表してくれ~~~♪」
とおっしゃいました。

ジュリーファンはノリがいいから好きさっ!

では、ご堪能ください。

ジュース先生 特別寄稿 …って、転載頼み込んだんですけど、
『裏神はミタ!
 袖の中の鉄人トライアングル』


* ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; *

2012年1月24日武道館、ほぼ虎ファイナル。
私のいただいたお席は1階北スタンドB列、
下手(しもて)側、北西スタンド寄りの位置でした。

カズラーしょあさん名づけるところの裏神席です。

席についてみるとすぐ目の前がステージでした。
最前列の手摺あたりからプリンスが5m、
サリーが8mほどの距離にいる感じでしょうか。

なによりステージ上をほんの少し見下ろすような角度で、
ジュリーたちの真後ろに自分が立っているような視線で
アリーナを見渡すことができます。
下から光を上げる照明器具をセットしたトラス組が
ステージ後方に横たわっているため、
それに阻まれてはいますが、
私の左手にグレース、ピーと泰輝さんの後ろ姿も視野に入ります。

しかし、それだけではありませんでした。
視野の右手に、ステージの袖のなか全てがありました。
そこで演奏がはじまる直前にミタものを
ここに書き留めようと思います。

簡略なスケッチですが、ご覧ください。
下手(しもて)だけに、下手(へた)ですみません。

juillust.jpg

袖幕のすぐ内側はステージから北西スタンド真下に向けて、
急なスロープが降りていました。
その先には暗幕が垂れ、幕の向こうは
楽屋へつづく出入口だろうと想像できました。

スロープの手前の床にギター!や
さまざまな機材が置かれていましたが、
さらに手前にピットのような一画がありました。
階段で4、5段降りた狭い通路が暗幕の向こうの
もう一つの出入口につづいているらしい。
スロープからと、階段からステージに向けて、
一本ずつ白い矢印が描かれています。
出のときの目印なのでしょう。

どんなふうにほぼ虎の面々が現れるのだろうとばかり
私は考えていました。


だいぶ開演が押して18時40分も過ぎたころ、
会場の照明が落ちて、G.S.I LOVE YOUが流れ出しました。
袖のなかも薄暗闇に包まれ、ローディーらしき2、3人の姿も
闇に溶け込むなか、 ふと手前で
何かが動いた気配がして目をやると、
ピットのなかに人影がありました。

まず目に入ったのはグレースと泰輝さんの肩までのシルエット。
その左隣にプリンスの後ろ姿が浮かんでいました。
3人が横並びになり、よく見ると3人の前にもう一つ頭の影が。

カズさんでした。
それはまるでカズさんを頂点にした三角形の陣形のようです。

カズさんはバンマスなんだな、本当にバンマスなんだ!
見た瞬間に強くそう思いました。


グレースと泰輝さんはリラックスしているようで、
肩を揺らしながらお互いの耳元になにか囁き合っています。

ときどき泰輝さんがプリンスに顔を向けると、
プリンスも少し頭を傾けて何か答えたようです。
辛うじて見える衣装の柄で
骸骨な細い手脚が動くのを見分けることができました。

カズさんは階段のほうを向いたまま動きません。
少しだけ見える肩の線はピシッと決まって、
姿勢よく背筋がすっと伸びている感じです。


カズさんと後ろの3鉄の対照的な雰囲気がしばらくあった後、
グレースがカズさんの肩を後ろからぽんぽんと叩きました。

くるりと振り向くカズさん。
顔の輪郭とほっぺのシルエットが笑顔でした。
それからはときどき振り向いて3鉄となごんでいる様子。


やがてG.S.I LOVE YOUが終わる頃、
プリンスが垂らしていた腕を急に振るわせて
長い指をぶるぶるとウォームアップ。

一呼吸おいて、カズさんが足を片方ずつ階段に掛けて
ぐいっと踏み込んでいます。
そして、掌を顔の前で擦り合わせるような仕草。


ファイナルがスタートする意気込みのようなものが
鉄人たちに漲って、いよいよかな?


でも、ほぼ虎が一向に現れない! 
G.S.I LOVE YOUが途切れて、こちらまでドキドキしたとき、

向こうのスロープを一気に駆け上がってくるジュリー!(たぶんね)
続いて走るタロー、ピー、サリー!(たぶんね)


ほぼ虎が来た瞬間、カズさんを先頭に3鉄、階段を登っていく!

ジュリーとカズさんが並んだ!

袖幕のラインを一緒にスタートするように綺麗にステージへ飛び出していく!


あっというまの出来事でした。



そして、Mr.MOONLIGHT
ジュリーの歌声が響きわたっていくなかで、
鉄人バンドのピットでの光景が、
私の頭のなかに焼き付いて消えなくなっていました。

私はカズラーではないのだけれど、
モノトーンの鉄人トライアングルを目にして、
カズさんにあらためて感じるものがありました。

ジュリーと誰よりも一緒に歩んできた人なんだという実感、
3鉄がカズさんを頼りにしていること、
カズさんはしっかりそれに応えていることも。

あの光景に言いようのない気持ちが湧いてきて、
始めっから、すごーく興奮してしまったのでした。


《 完 》


* ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; * ; *



・・・いかがでしたか?
もう、最初に読んだ時、
しょあちんのちいさな胸は
グレースのようにたわわになるほど
胸いっぱいになってしまいました。

カズさんが三角形の頂点にいたこと、
「下手の袖からは一番遠かったからでしょ」
なんて、野暮な事は言わないよね。
だって、2人づつ、2列に並んだっていいじゃない?

ジュリーと並んで、袖幕から一緒に
飛び出して行くシーンなんか
自分も目の前で見たかのように
スローモーション再生されちゃいました。
それはまるで映画のワンシーンのように。

ふたりとも、目を合わせるようなことはないけど
見ている方向は一緒。

人生に1本筋を通した男たちの物語。

いやぁ~、映画って、本当にいいものですね。

それでは、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。


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Comment

すばらしいです!

数分間の光景からこれだけの文章が書けること、そして何より、カズさんと鉄人バンドのつながり方、カズさんの生き方みたいなものまで感じとっていらっしゃるところがすごいと思いました。
じゅりファンブロガーさんには名文家が多いですけど、皆さん共通していえるのは、見えるもの聴こえるものにたいしての深い理解力が違うな~と。
感動しました。ジュース先生、しょあさん、ありがとう!

遅れましたが、武道館参加できてほんとによかったですね。私も北西2階席におりましたよ。
大宮で遠慮してできなかったこと、全部してきました。
幸せでおなかいっぱいになった数時間でした。
たまこ |  2012.01.28(土) 14:32 | URL |  【編集】

感謝感謝です\(^o^)/

貴重なお話、ありがとうございました(。≧∇≦。)
しょあさまが紹介して下さらなければ、きっと知らないままだったでしょうから。
私の席からはステージの出入り口は見えましたが、その先の様子までは見えませんでした。
お二人に感謝感謝です\(^o^)/

何か鉄人らしいというか、きっとこうだろうなと思い描くそのままの姿を見せてくれたというか。
やっぱ鉄人だよ~~~(。≧∇≦。)

ジュリーとkazzさんが並んで、の部分を読んで、あっと思ったことがあります。
歌う前か後だったかは忘れてしまいましたが、シローが椅子にかけて話している時。
ちょっとしんみりしたのかなぁ。
ジュリーが苦笑いというより泣き笑いのような顔をしたんですよ。
シローの方に向けてた顔を、こっちにふぃっと向けて。
そう、kazzさんにね。
kazzさんは背中を向けていたのでどんな表情で返したかは判らないんですけど。
タローさんにではなく、タイガースでないkazzさんに。
それを見た瞬間“あっ、やっぱ特別なんだ”って。
タイガースとして一緒に過ごしていないkazzさんに、あぁいう表情を見せちゃうんだぁ。
それって「判ってくれる」っていうのが前提にあるってことですよね。
んん~~~もぉ何て信頼感。
愛されてるなぁ
nemesis |  2012.01.28(土) 16:55 | URL |  【編集】

ありがとう!

私は、今、モーレツに感動しているっっ!! ジュースさんの素晴らしいレポに感動の涙、コメ欄でのnemesisさんの報告に再び感動の涙!カズさんの男らしさと存在の大きさを再確認しました。ジュースさん、nemesisさん、報告をありがとうございます!そして、病気療養中にもかかわらず、この記事をアップしてくださったしょあさんに感謝!
74年生まれ |  2012.01.29(日) 13:20 | URL |  【編集】

>たまこさん

ありがとうございます。
最後まで観れませんでしたが、
もう、あの空間に居れただけで幸せでした。

このレポ、カズラーでない方が書いたとは思えないでしょう?
たまこさんのおっしゃるとおり、
カズさんのこと、鉄人バンドのことを
深く理解している方だと思います。
それは、きっと、そこまで含めてジュリーなんだということなのでしょうね。

大宮で遠慮して出来なかった事?なんでしょう?
でも、思い叶ってよかったですね。
私も次のライブまで、思い出をゆっくりゆっくり
ちょっとずつ溶かして、反芻して過ごしまーす。
(私は牛か!?)


>nemesisさん

私もこれを読んだ時、
本当に、教えてくれてありがとう、と思いました。
だから、もっとたくさんのカズさんファンにも
知って欲しかった。

カズさんって、本当に素敵な方ですよね~~~
もーう、大好き!!!

ジュリーとカズさんのアイコンタクトは
気がつくとすごくドキドキします。
ここぞという時、失敗した時、トラブった時、
いつもお互いが目の中にいますよね。
ジュリーのMCにも、毎回毎回笑顔で耳を傾けるカズさん。
順調なときはお互いを見てなくても、きっと同じところを見てるんでしょう。

カズさんには、本当に健康に留意していただいて
ジュリーのそばにずっと居て欲しいですね。
ジュリーのためだけじゃなく、
そんなカズさんが大好きな、私たちのためにも・・・
しょあ |  2012.01.29(日) 13:44 | URL |  【編集】

>74年生まれさん

よかった、感動していただいて(^^)
アップしたかいがありました。
ジュリーファンは、カズさんとジュリーの信頼関係に
萌えてしまうのですよねぇ~

しかし、後方席を澤會メンバーに配券したジュリー、
深すぎます、読みが!!!(笑)
しょあ |  2012.01.29(日) 13:56 | URL |  【編集】

祝[i:63890]退院

良かったですね。なんとコチラも戻ってインフルになり、やっと復活です。大感動です北西上段もホントにお宝席でした。ジュリーは下山さんのアンプの側面にツアーの日付を書き、自分のサインを力強く記してたのを見てとなってましたが、まさかこんなドラマチックな始まりがあったなんて。有難うございます。嬉しい以外に言葉はないです。
何度も読み直して、既に見た気分です。
今年の還暦アニバーサリー
今日のギタリストは~
丁度還暦ぃ~
なあんて
ジュリーならカズさんをなんて表現するかなあ。
肩に乗せれば~
コレハナイナ
イタカン |  2012.02.03(金) 22:11 | URL |  【編集】

[i:63899]肩に乗せれば~

ワタシの片腕ぇ~
キャー、朝から妄ってスミマッセンタミフルの後遺症…ということで…オハヨウゴザイマス
イタカン |  2012.02.04(土) 09:34 | URL |  【編集】

>イタカンさん

インフルエンザとは、災難でしたね。
もうお身体大丈夫ですか?
武道館には重ならなかったのですね、よかったですね。
それにしても、いつものイタカン節が
さらにハイテンションで、タミフル後遺症なのか、
武道館の余韻なのか・・・

♪肩に乗せれば~ワタシの片腕ぇ~

うまい!
・・・けど、なんの曲でしたっけ?
しょあ |  2012.02.05(日) 11:18 | URL |  【編集】

曲は…

パンパカパーンパパパパパパパーン
パンパカパーンパパパパパパパーン
パンパカパーンパンパカパーンパパパ
パパパ
パパパ
パパパ
パ~
カツカツカツカツ

終わらぬ夜へようこそ~

で始まる還暦ドームで3曲めに聞いた「60th アニバーサリー クラブ ソーダ」から、ちょこっとパクリました。胸打たれた1曲です
今夜のギタリストは~
丁度還暦~…
で、先のコメに続いていたのでした。
ところで、ヤマハのhpのカズさん、ご覧になりました?
かわいぃですね。靴ごと、手のひらに乗せたいもんです
イタカン |  2012.02.06(月) 22:55 | URL |  【編集】

>イタカンさん

わ、わかった、わかりましたから・・・
どうどうどう。
あーびっくりした、いきなりのテンションMAX!

今宵のギタリストは~♪
ちょうど還暦~♪
栗色の毛色の子リスみたいなやつ~♪

勲章付きのバンドは・・・
永遠にひとつ、請け負います・・・

この歌詞がドームで、嬉しかったの、思い出すなあ。
私、この曲を1曲目に予想してだっけなあ~
懐かしいなああ~

靴ごとだろうが、エフェクターごとだろうが、モニターごとだろうが
いつも側に置いておきたいです。
しょあ |  2012.02.08(水) 00:04 | URL |  【編集】

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