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2012.02.22 (Wed)

<後編>2011年度を振り返って

ジュリーの新譜『3月8日の雲』が
想像しなかった早さで、震災の日に発売が決まり、
この特集も、やや時期を逸した感もありますが、
自分ののちのちの楽しみに,書き上げたいと思います。

過去の自分のライブレポなどを読み返すと、とっても楽しいんです。
こんなこと考えてたのか、というのが・・・
もう,どんどん忘れてしまうんですね。

忘れてしまうのは、残念なことなのか、
それとも幸せなことなのか、
人類の永遠のテーマであります。



第五位
割れた地球
9/8 ほぼ虎ツアー初日:東京国際フォーラム


ツアー前、あまり虎勉をしているそぶりを見せなかった私ですが
実は、こっそりしてました。
そしてその中で、好きになった曲がコレでした。

『涙色の空』に、収録されてても違和感のない
ブルージーなロックじゃないですか。
ごりごりの、リードギター。

だから、初日のフォーラム、
花の首飾りにもびっくりしましたが、
その後続いて、この、♪てててれ~、てててて~
というイントロが聞こえた時、
飛び上がってしまいました。

しかも、カズさんが、弾いてる!!
ジミヘンだわ~赤く染まった、小さなジミヘン!!
ああ~カズさん、あなたはどうして・・・
どうして、そんなに激しくたてに首を振るの。

カズさんに合わせて、首を振っていると
ちょっと気持ち悪くなってしまう
三半規管の弱い私。

ソロの部分は比較的自由に弾いても
♪てててれ~、てててて~
というフレーズに着地すればよいので、
各会場で、いろんな形に割れた地球が聞けて
とても楽しかったです。
ただここは、この曲をやるか!?という
インパクトの強烈さで
初日の演奏がランクイン。

カズさんの表現も素晴らしかったけど
これは、オリジナルも素晴らしい曲でした。




第四位
美しき愛の掟
11/13 ほぼ虎ツアー:松戸森のホール21


『怒りの鐘を鳴らせ』のエンディングから
ドラムが続けて「ずんたっ!」と、入るところが好きです。

この曲は、私、カズさんがツアーの途中から
徐々に変わったように感じているのですが。

たとえばなんですが、

♪青い(きゅーんきゅんきゅん)空に舞う(くぉーんくぉんくぉん)
♪白い(きゅーんきゅんきゅん)君の手が(きゅうーるりらりらり)

ここ、最初っからこんなに熱くなかった、と思う。
もっと冷静に、キレイに弾いてた・・・
それが、ジュリーの歌声に触発されるように、
だんだん、あふれる熱い想いを押さえられないとばかりに
情熱的に、ぐいぐい、1音1音絡み付くように
変化していったように思うのです。

キーワードは、・・・鎖。

『怒りの鐘を鳴らせ』では、鎖に繋がれる、ということは
引きずられながら生きている
子羊みたいな意気地なしである、と歌っています。
それが,一転して、『美しき愛の掟』では
自ら鎖に繋がれて死んでもかまわないと言う。
鎖が、愛の証と昇華しているのです。

IMG_0001s.jpg

繋がれ方にも、いろいろあるんですね。

同じ状況をとっても、
自分の想い次第で意味が全然変わって来るのなら・・・
今の自分は、どっち?


松戸森のホールを選んだのは、
ジュリーが、私の居る二階にむかって
♪永久に君だけを~
と、歌ってくれたか・・・

あっ、行かないで~みなさん。

この会場、上層階が、不思議な造りになっるんですよ。
私は2階最後列だったんですが、
二階は全部で4列しかないんです。
3階の方が天井のように少し前に出ていて
ちょっとした個室ふう。
音も、すごくよく聞こえました。

左右の壁には一列ずつ、貴賓席のように
バルコニー席もひっついています。

私からも見やすかったし、
多分、舞台からも、なかなか面白い景色だったんじゃないかな?
先日『相棒ten』の撮影にも使われていましたね。

やたらジュリーが2階を見てくれるので
私を見てるワケじゃないとはわかっていても、
すっかりその気になってしまった
思い出の松戸なのでした。




第三位
君だけに愛を
10/30 ほぼ虎ツアー:大宮ソニックシティ


大宮は、全公演を通して、一番思い出に残っています。
カズさんが、本当に情熱の渚でした。
この曲も・・・
この曲って、そんなにぬおる曲でしたっけ?

あまりに激しく喘いでいるカズさんを見て
グレースとプリンスが思わず顔を見合わせていたというのは
友達の目撃談です。

脱線ですが、
プリンスとグレース、最近ちょっと仲良しさんじゃないですか?


・・・で、この曲なんですが、
実は、ドームの音源を聴いてみたら、
今回のツアーのこの曲が、
妙にねちっこく官能的な理由がわかりました。

むっちゃ、速いんです。ドームの。

あまりに速いので、ほぼ虎バージョンを聞き慣れた耳には
随分急いだ愛だなぁ、と、思わず笑ってしまいました。
あのテンポじゃ、ぬおれないわ。
今ツアーのテンポは
ぬおダンテ(=ぬおるような速さで/気になる音楽用語辞典より)
とでもいいましょうか。



第二位
シーシーシー
10/30 ほぼ虎ツアー:大宮ソニックシティ


この曲は2年続けて聞いているんですが、
ジュリワンのDVDを見直して、今ツアーとの違いに
正直・・・びっくりしました。ゴメンナサイ
それぞれの良さはあるとは思いますが、
カズさんの弾くリードには、テクニックだけの問題じゃなくて
何かが “居る” ような気がします。
いや、ひよことか、そういうんじゃないですよ。。

ジュリーが「シー、シーシーシー」と言って、
楽器の音が小さくなって一度止まるところ、
カズさんのギターのフレーズだけが残るときがありますよね。
きゅいんいんいんいいぃぃ~~~~・・・って。

この、きゅいんいんいんの、残り方で
カズさんのその日のノリノリ具合がわかるのですが、
もー、大宮は最長。

きゅぅういぃぃい~~~~んいんいんいんぃ~~い、い、いぃいっ・・・いぃ

・・・って、ハァ、ハァ、カ、カズさん、私,もうダメ。

と、倒れそうになっていたのでした。
バカです、はい。




第一位
明日はきっとハレルヤ
6/17 大澤誉志幸ライブツアー『水月鏡花』:ブルーノート名古屋


へっ?ここまで盛り上げて来て、一位がジュリーじゃないの?

すみません、だから、カズラー目線だって言ったじゃないですか。

本当にすごかったんです、この時のカズさん。
私は、当時のブログで
「雷にうたれたよう」と感想を綴っています。
この頃、気持ちが晴れない日も多く、また、カズさんも何故か
悲しげなお顔をしてギターを弾いていたのでした。

この曲の前に、大澤さんが震災の話をしました。
ご親戚の方が東北にいらしたそうで、大澤さんは
「音楽に何が出来る、ってわけじゃないけど。
でも、音楽をやる人間が音楽の力を信じなくては」
と、いうような意図のことを、おっしゃってました。

あの頃、確かに、被災地に音楽は必要か、という
議論があったと思います。
傷ついたあまり、今は音楽なんか聞けない、と
思った人も居るでしょう。
現実問題、それどころではなかったのも確かでしょう。
無事な土地にいる人が、何を言ってるのかと。
また、音楽でなにかしようという行動が、売名行為に感じて
悩んだ人もいるでしょう。

でも、直接血となり肉となるものではないものだからこそ
音楽には、人を救う力があるんじゃないでしょうか。
もちろん、方法はいろいろあるでしょう。
チャリティだ、ボランティアだ、ばかりじゃないと思う。
でも、なにより、継続することによって、
ますますその力は、強くなるんじゃないでしょうか。

ジュリーは3月11日に新譜を出しますが
大澤さんも、2月22日に、この曲を再録リリースします。
この曲は、大澤さんが31年前、
クラウディ・スカイでデビューしたときの
アルバムタイトルチューンだったそうです。

 明日はきっとハレルヤ
 神様なんて、気まぐれだから
 今はお前に涙流させる
 おいら、お前のてるてる坊主
 このままずっと歌い続けるぜ


これは、奥田健介さんのギターですけど、↓

↑3:00からのギターソロ、カズさんで想像してみてください。

もう、書いてるだけで、思い出して泣けて来た。
名古屋の舞台で、カズさんが届けてくれた音。

あの日、私はブログにこう書きました。

 カズさんは、いつも、
 笑っているときも、そうでないときも、
 大きなホールでも、小さなスタジオでも、テレビでも、
 ギターを心から楽しんで、愛して、
 それを惜しみなく 私たちに分けてくれる。

 いつも、一意専心なひとだった、そうでした。


カズさん、あなたは私のてるてる坊主です。
昨年はたくさんの素敵な演奏をありがとう。
今年も、出来るだけいっぱいあなたを見に行くから
元気をください。
そして、
私の、私たちの声援は、あなたを元気にしますか?
そうだったらいいな、と、思います。

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Comment

「明日はきっとハレルヤ」ですか・・・

なんかもう懐かしいの通り越してなんやったかな状態ですわ。

もともとクラスカの歌なので初リリース時には
カズさんはかかわってないわけですよね。
でも、その数年後にソロになってライブでごくたまにだけど歌われることがあって
クラスカとカズさんがダブり始めて・・・

それは私の古ぼけた記憶の中にあって、思い出すと近いようでいて
でもやっぱり何十年も前のことなんやなって、
その頃ってどんな時代やったかな、と思ったり。
自分は何してたかなとか、どんな風に見に行ってたかなとか思ったり。

でも、その時代、同じ時間軸にいたことは決して揺るがない事実です。
それがオールドファンの自慢であり誇りなのかもしれません。

今ライブに行かない(実際は物理的に”行けない”のが大きいですが)理由は
昔のそんな記憶を上書きしてしまいそうで、それは嫌だというのも大きいです。
と言って思い出に生きたいってわけでもないんですがね・・・。

・・・わけわかんないコメント書いてすみません。

でも、しょあさんのブログでいつも感慨にふけっているのは本当ですよ。
いつも楽しい記事ありがとうです。
しょあさんとの出会いにはホンマに感謝しています。


ところで前から疑問に思ってたんですが・・・

>海辺の街に住んでいたので
>しょあといいます。

ごめんです・・・解説をお願いします。関西人(てかウチだけか?)には
「ので」という理由付けがようわかりませんの。スンマヘン。
湘南だから?とか???
ちゃちゃ |  2012.02.22(水) 21:56 | URL |  【編集】

>ちゃちゃさん

 > 今ライブに行かない理由は
 > 昔のそんな記憶を上書きしてしまいそうで、
 > それは嫌だというのも大きいです。

それはですね。
リアル・タイガースファンだったお姉さま方が
いまの、還暦オーバーの「ほぼ虎ライブ」へ行って
誰も後悔めいたことを言っている人がいないことに、
全て説明がついているんじゃないでしょうか。

ちゃちゃさんの記憶はそんなにやわいもんじゃないと思いますよ。

流れる川の水は淀まないのです。
記憶の中の湖も美しいけど
その後も、水が流れ続けているのは
贅沢な幸せなんじゃないでしょうか?
尾崎豊のファンは、もう決して
彼のライブへ行くことは出来ないのですから。


「しょあ」というHNは
海辺=Seashore(シーショア) から取りました。
「海辺の街に住んでいたので …」
というより、元々は、
「海辺の街に住んでいるから」という
現在進行形だったんです。
自分の望まない理由により、愛する逗子を離れることとなり、
未練一杯の修正ですわ。
最近は波乗りもしていませんが、
プロフ写真の波乗りキューピーさんは
そのままです。
しょあ |  2012.02.23(木) 00:32 | URL |  【編集】

すみませんでした~

>ちゃちゃさんの記憶はそんなにやわいもんじゃないと思いますよ。

おうよ、あたぼうよ! パネエっす。やわくないっすよ、マジ。それは正直自慢です。


イヤイヤイヤ・・・・変なこと書いてすみませんでした。
てか、全然うまく表現できてないっス。つい何か勢いでカキコんじゃって・・・

ですんであんま気にしないでくださいね。ごめんなさいです。


あ~、そっか! Seashore、そ~ですわよね、アドレスまんまですわね。
英語力ゼロですね~wwww(涙)気付けよ!

現在進行形だった頃もちゃんと知ってますよ~。

どういうわけか湘南と神奈川県は私にとっては子どもの頃から憧れの地なんです。なんでかなあ・・・。
カズさんが横須賀出身と初めて知ったとき「カッコイイ」と思ったものでした。・・・意味不明ですね。

85年ごろよくそのあたりに旅に行きました。近くにカズさんちがあるんやなあ、とか思いながら。
いまだにちょいちょいその時の夢を見ます。

いつかきっとまた訪れたいです。その時はご一緒できたらいいな・・・。
ちゃちゃ |  2012.02.23(木) 21:26 | URL |  【編集】

>ちゃちゃさん

神奈川県は、4文字(3文字+県)なのが、
私も住むまでは憧れでした。
横須賀市も同じ理由で好きです。
ぜひ遊びに来てください。
二人で観音崎のホテルのレストランに行って
じゅりカズごっこしましょうよ。
え?それなにって?
それはですね、二人で食事しながら、
じゅり役の人が、カズさん役の人に

「実は、バンド組んで欲しいんだ、数練習出来るような…」

と、切り出すだけの遊びです。
しょあ |  2012.02.24(金) 23:37 | URL |  【編集】

ヘドバンしながらも見てたの~?

あらまあ、第4位。
しょあさんとカズさんの愛の時間「美しき愛の掟」松戸バージョンがランクインなのですね。
ヘドバンしながらも、ジュリーの動向が追えるとは。。。すごい動体視力でございます。
(動いてるのが対象物の方じゃないけど。。。)

しょあさんのランキングを読んでると、もうライブに行きたくて行きたくて、たまらなくなりますぅ。
じゅりの歌のシャワーを浴びたいっ!


じゅりカズごっこ、どちらが誰役するかでケンかになりませんように。。。
あ、5秒で終わるから交代で何十回でもできますね。ほほほ。

次の記事の「ベッカズ」。
しあわせワールドにいらっしゃるしょあさんにツッコミを入れることなく、
遠くからそっと見守りたいと思います。
としぽん |  2012.02.25(土) 00:22 | URL |  【編集】

>としぽんさん

カズさんとの愛の時間も
ジュリーなしでは、考えられません。
ジュリーの歌に酔い、視線に酔い、
そしてカズさんの音に酔うのです。
カズさんは、ジュリーのために弾いているのだから。

じゅりカズごっこ、としぱんさんもやります?
「カズ、待たせたな」
から始まって、いくらでもバリエーションは作れます。
現地でやるとなかなか趣が深く、よい感じです。
東京湾を一望するダイニングは
当時と左右のレイアウトが変わったと
ホテルの方が教えてくださいました。

しあわせワールド??
ん?なんのことかなあ~?
しょあ |  2012.02.26(日) 15:07 | URL |  【編集】

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