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2014.10.08 (Wed)

明日のこと

福島へ、被災地へジュリーが歌いに行く。

だから、東京もんが追いかけて行くべきではない、と
最初からそう思っていました。
その土地の人が、ジュリーの歌をきけばよいのだから。

でも、
このライブの初日に行って、その気待ちが少し変化したんです。

この歌を歌うのか。
被災した人たちの前で歌うのか。

居ても立っても居られない気持ちになったのです。
南相馬の人たちに、どんな風に聞いてもらえるのか、
その姿をこの目で見たい。
二階のウシロ~ノ、カベギワーノでいいので、
いやむしろあえてそこで、
みつからないようにこっそりと、見守りたい。

その気持ちは日々強くなり、毎日頭から離れなくなりました。

ツアーのリストを改めて見てみました。
開演時間は19時。ツアー中こんな遅い開始時間はここだけ。なぜ?
これでは、当日帰って来れないじゃないの。
平日二日休まなくてはならないのは、普通に考えたら無理。

でも、ちょっと行き方を調べてみよう、かな。
・・・そして、私は19時開始の理由を知るのです。

行き着けない。
電車は未だに分断されたままで、東京から直接はたどり着けず、
仙台経由でも、一部の不通区間は下車して
代行バスに乗らなきゃいけない。
その他の区間も臨時ダイヤ運行とあり、時間が全く読めない。

まだそんななんだ。

友達が、そう言えば以前チャボが相馬市でライブをやった時
苦労して車で行った人がいたと教えてくれました。

そうか、車か…

その手段は私にはなかったけど、一応どんなもんか
道のりを何気無く調べていて、私は自分が何もわかってなかった事を知りました。
この地方への道は、原発事故の規制で、まだ迂回指示が出ていたのです。


これが現実なんだ。
ジュリーたちは、そういう街であの曲を歌いに行くんだ。

私は、いろんな事を考え、調べて、本当に自分の無関心を恥じました。
現地は、県外から人を呼ぼうと努力しています。
街自体は、きっと立ち直って前を向いているように感じるのに、
ちょっと国道を南下すると、震災当時の流されて来た船や車が
放置されたままの手つかずの風景・・・
復興が遅すぎる。 国から切り離されてる様にさえ感じます。
それを、みんな、知らない。
あんなに大きな出来事が、風化しつつある。
それどころか、
スーパーで野菜を手に取って、「福島県産」の文字を見て、棚にもどしたことはない?
いや、そういう事の善し悪しを論じたいわけではないんです。ただ・・・

ジュリーの事がきっかけで、行くチャンスがあるなら、

いってみよう。


そう決心したのが、二ヶ月ほど前の事でした。

そのあとも,状況は劇的に変化しました。
福島からのバス便にくわえ、仙台からのバス便の増発。
常磐自動車道の開通のニュース。
国道6号も車だけなら通行可能に(窓は開けられない,歩行者、二輪車は不可)
一歩一歩前へすすんでいる事を感じます。

そうはいっても、南相馬市の南隣の浪江町はまだ帰宅困難区域であり、
普通に旅行者が立ち入れる場所ではありません。

宿も少なくて予約が大変でした。
今は、復旧工事のための人が、多く市内の宿に泊まっているとの事。
迷惑になる事はしたくないな、と思いつつも、
ライブの終了時間を考えると市内に泊まるしか選択肢はなく、
私は運良く、便のいい宿の最後の一室を
ギリギリ押さえられました。

でも、観光課のホームページには「県外からの皆様のお越しを
心よりお待ちしています」と、あります。
これを読むだけで、勇気百倍!

出来るだけ地場のものを食べて、土地で遊んで、見て来よう。

行かなきゃ分からない事もきっとある。
物見遊山と言われてしまえばその通りなのかもしれないけど、
知らないふりをしたくない、だって、同じ日本。
この街にとって、ジュリーが来るって、どんなことなんだろう。
ジュリーは、ここで何をしたいのだろう。
それはこの街の人にとって、どんな意味をもつんだろう。

いまも、やはり東京もんが行くべきではないという気持ちもあります。
ジュリーはこの日は、東京に住んでる私に向かって歌いたいわけじゃない。
それはわかってる、わかってるから、だから、後の端のほうにそっといます。

ジュリーの大いなる決意と、それを支える鉄人バンドと、
そして 南相馬という街のことを
しっかりこの目でみてきたい,と思っています。

カズさん、お願いします。

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04:59  |  ---  |  コメント(2)

Comment

ただただ、観たまま、感じたままを!!

Dy様の今日の伝授曲を読み、このコメントを書かせて戴きました。

南相馬そのものには行ったことはありません。しかし、馬好きであれば、「相馬野馬追い」をご存知だと思います。
馬が大好きな私の、体験したい馬行事の一つが、この「相馬野追い」でした。しかし、東日本大震災でこの勇猛果敢な行事は、今年やっと地元の方々のご努力で開催の運びとなりました。
それこそ、「三年想いよ」とJulie が唄う位、福島の復興のスピードは、他の世界と異次元のようにおもえてなりません。

今週国会の答弁を見聞きすればするほど、福島は?被災地の方々は?この事態をどう受け止め、展開をされていくおつもりなのか?と、電力受益都市東京都民として、長年供給を続けてきた福島県在住の皆様の本音を、ぜひ伺わせ戴きたいと思っております。
しょあさんの決意表明は、私の胸にズンと響きました。今年のture には参加出来なかったへたれの私ですが、来年もJulie がlive ture で南相馬&福島を訪れliveなら、しょあさんご同様はじっこの余り席で、しかし盛り上げだけは渋公並に~Julie は嫌いでしょうが~ガンガン勝手に盛り上がらせて戴く所存ですので、宜しくお願い致します。
とにもかくにも、しょあさん、リアル南相馬れぽ、心待に致しておりますわ。
Lchia |  2014.10.09(木) 01:18 | URL |  【編集】

>Lchiaさん

素晴らしいライブでした。
忘れないうちに、できるだけ早く書きますね。
南相馬のことは、やはりみにきてみてわかったこともありました。
野馬追いに来たのは、南相馬を離れた人が多かったらしいですね。
他県の人は、福島を嫌がって、来ない、そんな風にさえ考えてしまうと。

だから「ジュリーが来てくれた❗️」のが、嬉しいって言ってましたよ。
しょあ |  2014.10.09(木) 03:51 | URL |  【編集】

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